台湾の台北中心部にある「大安森林公園」は、台湾市民の憩いの場所。日本人にも人気の観光地「永康街」からも近く、観光や街歩きの途中で遊べる子連れファミリーにおすすめのスポットです。
26ヘクタールと広大な敷地にはたくさんのお花が咲き、竹林エリアと遊具エリア、ジョギングコースなどが整備され公園内をお散歩するだけでもリフレッシュできる素敵な公園。実は園内を散歩しているとなんと台湾リスに出会えるんです。もちろん子どもたちは大興奮!
日本の都心部では見ることのない野生のリスを見たり、新しくリニューアルされた遊具で遊んだりと素敵な時間を過ごせる「大安森林公園」に家族で5年ぶりに訪れたのでご紹介します。
子連れで4年ぶりの海外旅行♪ 日本から直行便で3時間半ほどで到着する「台湾・台北」は、短いフライト時間と温暖な気候、そして美味しい食事が魅力の子連れファミリーに人気の旅行先です。 5年前にも幼い3人の子どもたちと訪れた「台湾・[…]
「大安森林公園」ってどんなところ?
▲大安森林公園
「大安森林公園」は、MRT淡水信義線の大安森林公園駅を下車したらすぐの場所に位置する入場料無料の公園です。
台湾都心部にありながら広々とした緑豊かな環境で、公園内には朝から太極拳をしているお年寄りや遊具で遊んでいる子どもたちを見かける台湾市民憩いの場所です。少し前に子ども用の遊具エリアがリニューアルされ、日除けが設置されたり、子どもたちが遊んでいる姿を座って見守れるようベンチがあったりと子どもだけでなく、大人もリラックスできるよう工夫されているのが魅力です。
▲大安森林公園
また広い園内にはすばしっこい台湾リスが暮らしているので、子どもと一緒に探すと日本とは異なる公園の雰囲気を楽しめますよ。
「大安森林公園」への行き方は?
▲大安森林公園駅
「大安森林公園」に行くには「台北MRT」を利用するのがおすすめ。「台北駅」からMRT淡水信義線で4駅目の「大安森林公園駅」を下車したら、すぐ目の前に公園が広がります。
また食のストリート「永康街」からも700〜800メートルほどなので、食べ歩きの後にお散歩がてら歩いてみるのもおすすめです。我が家は5年前の旅では「永康街」付近に宿泊して、ほぼ毎日歩いて「大安森林公園」に遊びに来ていました。
「大安森林公園」を散歩してみよう
▲大安森林公園
公園内に入るとお花と緑がいっぱい! 歩道は整備されているので子連れでも歩きやすく、フラットな道なのでベビーカーでのお散歩にもおすすめ。園内には芝生広場やベンチもあるので、思い思いにのんびりと過ごせます。
▲大安森林公園の池付近で遊ぶ子どもたち
池にはお魚が泳いでいて、子どもたちが嬉しそうに近づいていきます。26ヘクタールと東京ドームの5〜6倍ほどの広さの中で都会の喧騒から離れてリフレッシュできるのが魅力ですね。
▲大安森林公園の遊具エリア
お散歩していると子どもが遊ぶ遊具のあるエリアが現れます。ここから子ども達は遊具で遊ぶ時間♪
「大安森林公園」のリニューアルされた遊具で遊ぼう
▲大安森林公園の遊具エリア
5年前はもっと古くてカラフルな遊具が並んでいましたが、久しぶりに訪れてみると全てリニューアルされて以前よりも快適な環境に大変身!
▲大安森林公園の遊具エリア
地面は滑り台やブランコで遊んで転んでしまっても痛くない柔らかい素材なので、小さな子どもとの公園遊びも安心です。手前の変わった形のブランコで我が家の三男は楽しそうに遊んでいましたよ。
▲大安森林公園の遊具エリア
とっても広い砂場広場にはスコップなども用意されていて自由に使えました。至るところに日除けとベンチが設置されているので、パパとママものんびりと子どもたちが遊んでいる姿を見守れるのが嬉しいですね。
▲大安森林公園の遊具エリア
小さな子どもの身長に合わせた高さの手洗い場も完備。最後は汚れた手をしっかり洗って遊具遊びはおしまいです。
「大安森林公園」で台湾リスを見つけてみよう
▲大安森林公園でリスを見つけた子どもたち
「大安森林公園」に行くならぜひ探してみてほしいのが台湾リス! 5年前に初めて訪れた時は、リスが公園に住んでいるなんて知らなかったので家族みんなビックリ。
今回の旅では初めから一生懸命リスを探す我が家の三兄弟。遊具の付近を歩いていると「いたいた!」と指差す子どもたちです。
▲公園内に住むリス
本当だ!いたいた! 高いところからあっという間に他の木に移動していくので、よく見ていないとなかなか見つけられません。ただ一度見つけると、次から次と現れるリスたち。
▲公園内に住むリス
そろりそろりと近づきますが、すばしっこいリス達はあっという間に木から木へ移動していきます。まだ幼くて5年前の記憶がない三男は今回リスを見れて大満足♪
「大安森林公園」周辺の子連れスポットは?
台湾都心部に位置する「大安森林公園」からはグルメスポット「永康街」や高層ビル「台北101」へのアクセスが便利。せっかくなら「大安森林公園」とセットで観光するのもおすすめですよ。
永康街
▲永康街
日本人観光客にも人気のスポット「永康街」は、「大安森林公園」から台北MRTでたったの一駅。歩いても10分ほどの距離。小籠包やネギ焼き、かき氷など台湾のグルメが立ち並ぶエリアです。
▲マンゴーかき氷
「思慕昔(スムージー)」マンゴーかき氷は、我が家の子どもたちの大好物♪ とくに暑い季節に食べるマンゴーかき氷は最高に美味しいのでぜひ食べてみてほしい味です。
台北101
▲台北101
「台北101」も「大安森林公園」から近く、台北MRTで2駅で到着する人気の観光スポット。今回我が家は平日の朝一で公園で遊び、そのまま「台北101」に向かいましたが、どちらも混雑することなく楽しめました。
▲台北101
記念撮影用のアイテムが揃っているので、子どもたちのかわいらしい写真もいっぱい撮れますよ。
「大安森林公園」に行くなら気をつけたいこと
▲大安森林公園
子連れファミリーにとても魅力的な「大安森林公園」」ですが、前回訪れた5月はとっても暑かった覚えがあります。冬場は日中も暖かくて過ごしやすいですが、春から夏にかけてはとっても蒸し暑い台湾。日除けがあってもとても暑いので真夏の日中に遊びにいくのはおすすめしません。
また台湾市民の憩いの場になっているので、週末の昼間はたくさんの人で公園の遊具はいっぱい! おすすめは平日の午前中。太極拳をやっているおじいちゃんやおばあちゃんにはたくさん出逢いますが、遊具や芝生エリアは空いているのでのんびりと過ごせますよ。
① できるだけ早めの時間帯で遊ぶ
② 週末をさけ、平日に行く
③ 真夏の日中は避ける
さいごに
都心部にありながら豊かな緑に囲まれる「大安森林公園」。
基本的に街歩きがメインになる「台湾子連れ旅行」なので、遊具が豊富な公園が観光スポットのそばにあるととっても助かります。遊具で遊んで、台湾リスを探せば子どもたちは大満足♪
地元の台湾市民が太極拳をしていたり、ウォーキングをしていたりとローカルな雰囲気も味わえる魅力的な場所。台湾へ行くときはぜひ訪れてみてくださいね。