夏休み!
お盆で帰省するタイミングで岩手県の安比高原に少し足を伸ばしてみました。宿泊したのは「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」、毎年ウィンターシーズンになるとたくさんのスキー客で賑わうホテルです。
今回宿泊したのは真夏のグリーンシーズン。それほど期待せずに向かった安比高原でしたが、着いてみると緑の美しさと空の青さにビックリ!ホテルからの素晴らしい景色と子どもたちが楽しめる充実したアクティビティで感動の宿泊となりました。
5歳、8歳、10歳の子どもたちとの「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」に宿泊した様子を詳しくご紹介します。
1. 大自然が魅力「ANA クラウンプラザリゾート安比高原」へ電車の旅
▲安比高原駅
今回はローカル線でホテルへ向かう電車の旅♪
「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」へは盛岡駅からJR花輪線に乗車し、約1時間ほどで緑が美しい安比高原駅に到着します。たった2両の電車で「安比高原駅」は無人駅。いつもと違う雰囲気の電車や駅に子どもたちはなんだかワクワクしています♪
▲安比高原駅
大自然の中にあり、とっても静かでまっすぐ続く線路に興味津々の長男は写真をパシャっと撮っていました。
我が家は事前調べをせずに安比高原まで電車で向かいましたが、時期によっては盛岡駅から有料のシャトルバスを運行しているようなので確認してみてくださいね。
ー有料シャトルバス時刻(2023年7月〜2023年9月4日)ー
▲安比高原駅
駅に到着するとタクシーが全くありません。あれれ?
少しあたりを見渡してみると、駅前の看板に「宿泊客はホテルへ直接電話してください」と書いてあるので、その通り電話してみるとすぐにホテルからシャトルバスでお迎えに来てもらえました。
豊かな自然に囲まれた岩手県には子連れでアクティブに楽しめるスポットがいっぱいあります。 自然観察コーナーを設けた遊びながら学べる施設「水沢ふれあいの丘公園」や、広大な敷地内でたくさんの動物と触れ合える「小岩井農場」、大自然の中でさま[…]
2. 黄色の外観が印象的な外観とロビー
▲外観
グリーンシーズンの安比高原スキー場に建つ黄色いツインタワー。周辺の緑に太陽の光が降りそそぎ本当に素敵な光景が広がっています。
▲ロビー
午前中に到着した我が家ですが、チェックインは15時。荷物だけフロントに預けてさっそく遊びに行くことにしました。
2. カフェテリアやチケットセンター♪「安比リゾートセンター」
▲安比リゾートセンター
「安比リゾートセンター」にはカフェやフードコート、インフォメーションセンター、ゴンドラや各種イベントのチケット売り場があります。
▲安比高原スキー場
安比リゾートセンターを一歩出るとこの景色! この緑を見ただけで夏にきてよかったと思えます。
▲カフェ「リトルラビット」
遊びに行くまえに腹ごしらえ♪
リゾートセンター内のフードコートには大行列ができていたので、カフェ「リトルラビット」で軽くお昼ごはんを食べることにしました。
▲リトルラビットのメニュー
▲リトルラビットのメニュー
お蕎麦はコシがあっておいしい!
3. 夏の安比高原!子連れ向けの充実した「アクティビティ」
ウィンターシーズンのイメージが強い安比高原ですが、グリーンシーズンも子連れファミリーにとって楽しめるアクティビティがいっぱい用意されている「ANAクラウンプラザ安比高原」
まきばの釣り堀
グリーンシーズンの安比高原でファミリーにおすすめなのが「まきばの釣り堀」でのニジマス釣り。今まで行った釣り堀のなかで1番景色と池の水がキレイな場所でした♪
▲釣り堀
釣り竿、エサ、バケツをレンタルしてさっそくニジマス釣りの開始です♪
▲釣り堀
それ~!
釣り竿にエサをつけて投げ入れます。
▲釣り堀
きた-!一匹目があっという間にとれた三男。
▲釣り堀
とれてニコニコの三男♪
季節が良かったのか、タイミングが良かったのか、この日の三兄弟は40分ほどで7匹も釣れて大満足。お次は釣ったお魚を焼いていただきましょう。
▲釣り堀
釣ったお魚はお店のかたが下処理をして火にかけるところまでやってくれます。
▲釣り堀
教えてもらった通りにお腹→右→左→背中とすべての面を自分たちでくるくると回しながら焼いていきます。
▲釣り堀
焼きあがり!
自分たちで釣って、くるくる回して焼くお魚はいつも以上に美味しかったみたいでよく食べてました。
2023年7月15日〜8月20日
釣り堀ファミリーセット4,000円(竿・エサ3セット+魚4匹召し上がり)
スポーツクラブ・オリンピア「屋外水あそびプール」
▲屋外水あそびプール
夏には広い芝生広場に屋外水あそびプールがオープン!この日は陽射しがとても強かったので、たくさんの子どもたちが気持ちよさそうに遊んでいましたよ。
くまさんの滑り台は小学校4年生以上の年齢制限があり、我が家の次男と三男は滑れないので今回は「ぼくも滑りたい~!」とならないように室内プールだけにしました。
営業時間:10:00~15:00(最終受付14:30)
利用料金:宿泊者大人 1,700円 小人(4歳〜小学生) 1,300円
※4歳未満は利用できません
※クマさん滑り台は小学校4年生以上
スポーツクラブ・オリンピア「屋内スイミングプール」
引用元:ホテル公式(プール内は写真撮影禁止のため楽天トラベルより引用しています)
▲屋外スイミングプール
我が家の子どもたちは、釣り堀の次に室内プールにルンルンで向かいます♪ スライダーなどはなくシンプルなスイミングプールですが、やっぱりプールは楽しい!ホテルを予約するときはプール付きのホテルをついつい探してしまいます。
安比山頂の天空エリア
ゴンドラ
▲ゴンドラ
お次はゴンドラにのって山頂へ向かいましょう♪
▲ゴンドラ
グリーンシーズンのゴンドラは、周りは緑でいっぱい♪
▲山頂
山頂についてすぐに目に入るのが、子どもたちが遊べるエアートランポリン。我が家の子どもたちはトンボを捕まえるのに必死でトランポリンでは遊びませんでしたが、たくさんの子どもたちがワイワイ楽しんでました。
山頂でのアクティビティやドリンクはゴンドラ代に含まれているため追加料金はかからず遊ぶことができます。
夏 2023.7.1(土) ~ 2023.10.6(金)
秋 2023.10.7(土) ~ 2023.11.5(日)
時間
夏9:00~15:30
(※上り最終乗車15:30 / 下り最終乗車16:00)
秋 7:00~15:30
(※上り最終乗車15:30 / 下り最終乗車16:00)
料金
大人 3,500円(WEB割 3,200円)
小学生 2,500円(WEB割 2,200円)
※山頂ギャラリーカフェでソフトドリンクが飲み放題
前森山スカイデッキ
▲前森山スカイデッキ
山頂にある大きなスカイデッキ。1番上まで景色をみるために登っていきます。
▲スカイデッキからの眺め
素晴らしい景色と新鮮な空気が最高の場所です。ここからの景色を見れる期間は限られているので、グリーンシーズンに安比高原へ行く機会があればぜひ家族で体験してほしい景色です。
タイミングが合えば雲海も見られるようですよ。
2023年4月29日(土)~ 2023年5月28日(日)
2023年7月1日(土)~ 2023年11月5日(日)
前森山展望台
▲前森山展望台
山頂から階段を5分ほど登っていくと標高1,304mの位置に「前森山展望台」が見えてきます。ここからは岩手山(2,038m)、八幡平(1,614m)を大パノラマで堪能できます。
▲前森山展望台からの景色
ここも絶景!
ベンチもあるので水分補給に景色を眺めながら休憩、ただしこの日は陽射しが本当に強くて長時間の休憩はムリなのでさっと水分補給。
2023年4月29日(土)~ 2023年5月28日(日)
2023年7月1日(土)~ 2023年11月5日(日)
天空ブランコ
▲天空ブランコ
山頂に絶景の「天空ブランコ」を発見♪
子どもはもちろん、大人も楽しんでましたよ。どちらかと言うと大人の方が興奮している人が多かった印象です。
安比恐竜パーク
▲山頂
ブランコを降りて階段を下っていくと今度は「天空の恐竜エリア」が出てきます。
▲恐竜パーク
恐竜に乗ってパシャリ!
グリーンシーズンの安比山頂には子どもが楽しめるスポットがいっぱいであっという間に夕方になってしまいました。夕ご飯までに露天風呂にも行きたい我が家は早めにホテルに戻ります。
▲フリードリンク
最後にフリードリンクを飲んでゴンドラでホテルに戻りましょう♪
4. 大きな窓からマウンテンビュー!「プレミアムスイート」
▲プレミアムスイート
今回のお部屋はベットルームが2部屋あるタイプでした。とにかく窓が大きくて明るく開放的な空間が広がり、窓からの景色に子どもたちも大人も大興奮です♪
▲プレミアムスイート
窓からはこの景色!
▲プレミアムスイート
2つのダブルベットが並べて配置され、隣には3〜4人掛けのソファーを完備。
▲プレミアムスイート
ベットの奥には三面鏡がありドライヤーもセットされています。
▲プレミアムスイート
インスタントコーヒー、お茶、ペットボトルのお水4本が用意され自由に飲めるようになっています。
子ども用浴衣
お部屋には大人分の浴衣しかセットされていないのでチェックインの時にフロント側にある子ども用の浴衣をお部屋に持ち帰りました。サイズは100、120、140から選べます。
上下がバラバラのタイプではないので、5歳と8歳の2人はすぐに下着が見えてしまい直すのが大変。必要に応じて子ども用のパジャマは持参した方が動きやすいかもしれません。
▲アメニティ
アメニティは歯ブラシ、カミソリ、くし、マニュキュアセット、バニティキットが用意されていますが歯ブラシは大人用が人数分セットされていました。
小さい子どもと宿泊する場合は子ども用歯ブラシを持参した方がよさそうですね。
▲プレミアムスイート
もうひとつのお部屋にはシングルベットが2台あり、窓からはマウンテンビュー。こちら側は駐車場側になるので窓まで近づいていくと、下に駐車場が見えてきます。
▲プレミアムスイート
手前に駐車場、奥には山々を見渡せます。
▲プレミアムスイート
こちらのお部屋にも小さめのテーブルとチェア、テレビが完備されていてこのお部屋だけで十分に過ごせる広さです。
大人はもちろんですが、今回のお部屋は子どもたちも大きな窓と景色と広さに大喜び♪アクティビティが充実しているので、外でもたくさん遊びましたが、まったりとお部屋で過ごす時間も素敵でした。
5. 東北最大級の露天風呂!安比温泉「白樺の湯」
温泉はホテル内に位置する大浴場とシャトルバスで移動する「白樺の湯」の2種類あり、宿泊者はどちらも無料で入れます。
安比温泉「白樺の湯」
ホテル内にも大浴場がありますが、ホテルの方におすすめされたのは「白樺の湯」なので行ってみることにしました。
▲安比温泉 白樺の湯
「ANAクラウンプラザ安比高原」と「白樺の湯」はシャトルバスが巡回していて、だいたい5分ほどで到着します。
▲シャトルバス時刻表
15時〜22時まで定期的に運行しているシャトルバス。この時間に合わせてお風呂に行くと待ち時間が少なくて済みますね。
引用元:ホテル公式(温泉内の写真は公式より引用しています)
▲「白樺の湯」
さすが東北最大級! 広々として、外の景色も見えて気持ちの良い温泉でした。我が家は早めの時間で露天風呂へ行きましたが、夜の雰囲気もよさそうですね。
安比温泉 大浴場
▲安比温泉 大浴場
翌日の早朝はホテル内にある大浴場へ向かいます。こちらには露天風呂はなく、内風呂だけですが清潔感があって十分な広さでした。
引用元:ホテル公式(温泉内の写真は公式より引用しています)
▲「大浴場」
脱衣所にはベビーベットが用意されていますが、ベビーソープなどはありません。必要な場合はホテルの方に伝えると用意してもらえるようです。
6. 前沢牛やズワイ蟹!東北の山海の旬「KIZUNA ブッフェプラン」
夕食には東北の旬の味を楽しめる「KIZUNAブッフェプラン」で予約をしました。
▲バイキングレストラン会場
1Fの夕食会場には窓がなく、昔のホテルの宴会場のイメージでちょっと残念。もう一ヶ所2Fにバイキングレストランがあり、そちらは冬には窓からゲレンデを見渡せるようです。
ホテル内にはここ以外にもたくさんのレストランが入っているので、雰囲気もこだわりたいファミリーは事前にレストランの場所を確認することをおすすめします。
▲ズワイ蟹
レストランの雰囲気は残念でしたが食事は美味しい! 次男と三男がいっぱい食べたズワイ蟹。
▲きりたんぽ鍋・しゃぶしゃぶ・喜多方ラーメンなど
▲天ぷら・ローストビーフ・お刺身・冷麺・前沢牛・サラダ
出来立てアツアツをいただけるライブキッチンも完備され、天ぷらやステーキ、ローストビーフなどをライブキッチンに取りにいきました。
美味しかった~! 東北らしい食材をいっぱい堪能できて大満足です♪
▲綿菓子
お腹いっぱいズワイ蟹を食べた子どもたちは最後にわたあめ作り♪
キッズ専用のバイキング台はありませんでしたが、子ども用の食器やフォーク、離乳食、椅子など必要なものは全て揃っている印象です。
大自然と高原リゾートを満喫できる「ANAクラウンプラザ安比高原」
\残念だったところ/
- ディナー会場が宴会場のような雰囲気だった
- 浴衣が上下別でなく、小さい子どもはなおすのが大変
- 子ども用の歯ブラシがない
- 露天風呂へはシャトルバスを利用するため時間に制限がある
\良かったところ/
- ホテル周辺の緑がとても綺麗で雰囲気が良い
- 景色が素晴らしくて、夏の心地よい風が気持ちいい
- 釣り堀が今まで行った場所で1番素敵で快適だった
- 屋内・屋外にプールあり
- 山頂の景色が素晴らしい
- 山頂に子どもたちが遊べるスペースが確保されている
- お部屋に高級感がある&過ごしやすい空間
- お部屋の窓が大きく開放感がある
- お部屋から景色を楽しめる
スキーシーズンだけでなく、夏のあいだも子どもたちが楽しめるアクティビティが充実している「ANAクラウンプラザ安比高原」でのホテルステイ。到着したときの景色の素晴らしさに家族みんなが感動したホテル♪ お部屋は今まで泊まったホテルの中でもトップ3に入るほど素敵で快適に過ごせました。
子どもたちはお魚を釣って食べて、プールで泳いで、ゴンドラに乗って、山頂でブランコして、最高な夏の思い出を作ることができました。
ホテル内で思いっきり遊べる「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」は、グリーンシーズンもとってもおすすめですよ♪
「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」の基本情報
■ホテル名
ANAクラウンプラザリゾート安比高原
■住所
〒028-7306 岩手県八幡平市安比高原117−17
■電話
0195-73-5011
■チェックイン/チェックアウト
15:00/11:00
■アクセス
ー電車でのアクセスー
-盛岡-
■J R花輪線「盛岡駅」⇔「安比高原駅」まで約60分。
ー車でのアクセスー
■「青森I C」→「安代IC」東北自動車道で1時間40分
■「八戸IC」→「安代IC」東北自動車道で約1時間10分
■「安代IC」→「ホテル」国道282号線で20分